株式会社バルーン 取締役CXO

本橋 徹

TETSU MOTOHASHI

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面接時に価値観を見極め、リモートワークの体制をつくる。

井上(ユニバーサルナレッジ)
井上

ここでちょっと毛色の違う質問になりますが、いまの働き方は、Googleの時とは変わっていますか?

本橋様
本橋

基本的なルールはGoogleを踏襲する一方で、チーム独自のものもあります。いまは特に、チームとエンゲージするためにどういう時間配分で働くか、というところに目が向いています。私個人で言えば、新しい仲間と相互に親密になるために、朝のこの時間は会社にいることにしようとか、ランチは一緒に出かけようとか。あるいは一週間のバランスで見たときに、40%はオフィスにいるようにしようとか。いまはチームのみんなを起点にしており、そこがお客様だった前の会社との大きな違いになっています。

井上(ユニバーサルナレッジ)
井上

仕事の中身が変わったので、それに合わせて働き方も変わったわけですね。

本橋様
本橋

そうですね。

井上(ユニバーサルナレッジ)
井上

一般のメンバーの方々は、どんな働き方を?

本橋様
本橋

その時々の状況に応じて、家で働らいた方が良いという場合には、そこは自由にやってもらってます。その結果として、お互いを知るためにオフィスに来る時間を、個々人がコントロールしている気がします。

井上(ユニバーサルナレッジ)
井上

リモートワークは週に何日、何時間までとか、制限はかけていますか?

本橋様
本橋

特に制限は設定していません。ただ、火曜日には全員が集まる時間を取っています。他にも木曜日は “清掃の日”とか、さらには電話番を交代でやろうよとか、そうした決めごとはありますが、それだけですね。

井上(ユニバーサルナレッジ)
井上

Googleでの経験が、そうさせている?

本橋様
本橋

学んだことは大きいと言えます。リモートにする代わりに発信は増やしたり、1:1で話したり、そこで話した内容も発信して、そのフォローもみんなでしようとか。初期のマインドセットをしっかりインストールする必要があります。そのへんは面接の時に見極めるようにしていて、Googleでのインタビュー手法に影響を受けています。ポイントは、何ができるかよりリーダーシップがあるかないか、ですね。

井上(ユニバーサルナレッジ)
井上

では、カルチャー的にはGoogleっぽい?

本橋様
本橋

リーダーシップの面においてはそう言えます。

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ユニナレ対談