ECサイト内検索を改善する7つのポイント!具体的なステップや成功事例も解説
ECサイトのサイト内検索は、CVR(購入率)に大きく影響を与えます。
大手ECサイトのAmazonでは、検索機能を利用するユーザーのCVRが非利用者の最大6倍にもなるというデータがあります。
つまり、検索体験の質を高められれば、売上の向上に直結するのです。しかし多くのサイトでは「0件ヒット」や「表記ゆれ」を放置し、損失を招いているケースが少なくありません。
本記事では、離脱を防ぎCVRを高めるための「具体的な7つの改善ポイント」や「サイト内検索改善の成功事例」を紹介します。
今のシステムでできる対策から専用ツールの活用についても解説していますので、ぜひ最後まで読んで自社のECサイトに合った解決策を見つけてください。
目次
1. ECサイトのサイト内検索とは
ECサイトのサイト内検索(商品検索)とは、ユーザーがキーワードを入力し、目的の商品に直接たどり着くための機能です。
多くのECサイトではキーワード検索だけでなく、カテゴリや価格帯、サイズなどの条件を指定しながら商品を絞り込めます。商品点数が多いECサイトでも、効率よく商品を探せるようにするためです。
サイト内検索を使うユーザーは「何を探しているか」が明確なケースが多く、商品一覧を回遊するよりも、短時間で購入に至りやすい傾向があります。
そのため、ECサイトにおけるサイト内検索は単なる補助機能ではなく、購買意欲の高いユーザーを確実にCVにつなげる重要な導線といえます。
2. サイト内検索の改善が重要な3つの理由

ECサイトにおけるサイト内検索が重要な理由は、以下の3つです。
2-1. 検索利用者のCVRは非利用者の最大6倍
大手ECサイトのAmazonでは、サイト内検索を利用したユーザーのCVRが利用しなかったユーザーと比較して最大6倍に増加するというデータがあります。
フィンランドのSaas企業・AddSearchのデータでは一般的なECサイトでも、検索利用者のCVRが非利用者の約1.8倍になるというデータが出ています。
| EC向け検索ツール「ユニサーチ」では、商材や商品点数、検索改善の内容によって効果に差があるものの、導入顧客のなかには検索利用者のCVRが非利用者と比べて4倍〜6倍に改善したケースもあります。 |
CVRに大きな差が生まれる理由は、検索窓にキーワードを入力する行為そのものが「欲しい商品がすでに決まっている」「買う前提で探している」という購買意欲の表れだからです。
購買意欲の高い層を確実に購入につなげられるかどうかが、ECサイト全体の売上を左右する重要なポイントになります。
2-2. 売上の約30%は「サイト内検索ユーザー」がつくっている
ユニバーサルナレッジの分析では、多くのECサイトでサイト内検索経由の売上がEC収益全体の30%を占めることが分かっています。
ボリュームゾーンは20〜40%で、サイト内検索経由の売上が50%以上になるECサイトもあります。
検索ユーザーはすでに購入意欲が高く、目的を持って商品を探している層です。この層の検索体験を改善できれば、サイト全体の収益向上にも直結します。
サイト内検索の改善は、購買意欲の高いユーザーに集中してアプローチできる、費用対効果の高い施策といえるでしょう。
2-3. 「0件ヒット」による損失が大きい
ユーザーが商品名を入力しても「該当する商品は見つかりませんでした」と表示される0件ヒットは、ECにおける大きな損失になります。
実際には在庫があるにもかかわらず、表記の違いやスペルミスによって商品が表示されないだけで、ユーザーは他社サイトへ流出してしまいます。
0件ヒットによる「見えづらい離脱」を防ぐ施策が、検索改善のポイントです。
3. サイト内検索を改善する3つのメリット

サイト内検索を改善するメリットは主に以下の3点です。
ユーザー体験が改善されCVRが向上する
適切な検索結果がすぐに表示されれば、ユーザーはストレスなく買い物を楽しめます。
特にスマートフォンでは画面遷移の多さが離脱要因になりますが、検索精度が高ければ少ない遷移で目的の商品に到達可能です。
「探せる=購入できる」というUX(ユーザー体験)の向上がカゴ落ち率の低下につながり、最終的なCVRの改善をもたらします。
ユーザーが商品を探す時間を短縮できれば、購入までの流れがスムーズになります。
快適な購買体験を提供し、CVRの向上を目指しましょう。
3-2. 回遊性がアップし離脱防止につながる
検索精度を高め、目的の商品へ到達しやすくできれば離脱の防止につながります。
特に検索結果に関連キーワードや関連商品をあわせて表示する施策が有効です。ユーザーは、最初から最適な複合キーワードを入力できるとは限らず、検索途中で条件を調整しながら商品を探しているケースが多くあります。
AIなどを活用して関連性の高いキーワードや商品を提示すれば、ユーザーは再検索や別商品の閲覧へと自然に移行し、サイト内での回遊が生まれます。
検索体験のなかでの選択肢を広げると、離脱を防ぐだけでなくアップセルやクロスセルにつなげられます。
3-3. 顧客満足度が高まりリピート率が上がる
「自分の欲しいものがすぐに見つかる」という快適な体験は、サイト自体への信頼性を高めます。
「快適な使いやすさ」の印象は、購入体験そのものと結びついて記憶され、次に商品を探す際のサイト選びに影響します。結果として、同じECサイトを再訪する理由になり、リピート率の向上につながるでしょう。
逆に検索体験が悪いと「使いにくいサイト」と認識されてしまい、2度目の訪問が期待できません。
そのため、検索体験は「継続して選ばれるECサイトになるか」を左右する重要な要素といえるのです。
4. サイト内検索を改善する3つのアプローチ

サイト内検索を改善するアプローチを3つ紹介します。
4-1. デザイン(UI)を見直す
サイト内検索を改善する上で、まず見直したいのが検索窓のデザイン(UI)です。検索窓は、ユーザーが「このサイトで探すかどうか」を判断する最初の接点になります。
株式会社WACULの調査(2019年)では、スマートフォンECサイトで「サイト内検索」をファーストビューに置くと、利用率が2.6倍になる結果が出ています。
また、過去にはYahoo!が検索窓の高さをわずか6ピクセル広げただけで、CTR(クリック率)が改善し、売上が4億円アップした事例もあるほどです。
検索窓の視認性や操作性を高めるUI改善は、比較的手間をかけずに成果を出しやすい施策です。
たとえば、虫眼鏡アイコンだけでなく入力ボックスを常時表示したり、ヘッダーの目立つ位置に配置したりする方法が考えられます。また、検索ボックス内に薄いグレーの文字で「ブランド名で検索」のような入力例(プレースホルダー)を入れる工夫も有効です。
4-2. システムを強化する
UIを整えて検索窓を使ってもらえても、検索結果の精度や使い勝手が十分でなければ、ユーザーは目的の商品にたどり着けません。
サイト内検索エンジンのシステムそのものを強化する施策が重要です。
たとえば、以下のような機能を追加します。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| サジェスト機能 | キーワードの入力途中で候補を出す機能 |
| ファセット機能 | 属性条件や特徴などで商品を絞り込む機能 |
| ソート機能 | 人気順や新着順などに並べ替える機能 |
システム強化にはコストや時間がかかりますが、効果を見込める施策です。
現代のECでは必須の機能となりつつあるため、自社サイトのユーザーの検索行動を分析し、必要な機能を優先的に導入しましょう。
なお、上記のような具体的な機能については「サイト内検索の具体的な改善ポイント7選」で解説しています。
4-3. データをチューニングする
サイト内検索の精度を高めるうえで欠かせないのが、検索データのチューニングです。
サイト内検索におけるチューニングとは、検索結果がユーザーの入力意図に合うよう、表記ゆれや類義語、検索対象データなどを継続的に調整していく作業を指します。
具体的には、「バッグ/バック」のような表記ゆれ辞書の登録や類義語の設定、検索対象フィールドの拡大(商品名だけでなく商品説明文やタグも含める)などが該当します。
地道な作業ですが、0件ヒットを減らすためには不可欠な工程です。
ユーザーが入力しそうなキーワードを網羅的に登録できれば、検索漏れを防げます。
定期的にログを確認し辞書を更新する作業が必要となりますが、一つのキーワードで調整を行うと別のキーワードに影響が出る場合もあるため、慎重に進めることが重要です。
5. サイト内検索の具体的な改善ポイント7選

より細かなサイト内検索の具体的な改善ポイントを7つ紹介します。
5-1. サジェスト機能(入力補助)
サジェスト機能は、ユーザーが検索窓に文字入力した時点で候補ワードや商品を予測表示する機能です。
ユーザーが最後まで正確に入力しなくても、意図に近い候補を提示できるため、スペルミスや入力不足による0件ヒットを防げます。
さらに、キーワード候補に加えて、「カテゴリ」「価格帯」「サイズ」などの絞り込み条件をサジェストとして提示できれば、ユーザーを迷わせず最短ルートで目的の商品へ導くことが可能です。
さらに、ユーザーの検索履歴を活用してパーソナライズされたサジェストを提案できると、より効果的に購買行動を促せます。
5-2. 表記ゆれ・スペルミス対応

表記ゆれ・スペルミス対応は、「椅子/いす/スツール」「Tシャツ/ティーシャツ」など、ユーザーごとの入力の癖をシステム側で補完し、正しい検索結果を返す仕組みです。
この補完機能により、本来なら0件ヒットになってしまう機会損失を防ぎます。
特に日本語では、カタカナ・ひらがな・漢字の違いや、変換ミスが原因で検索結果が分断されやすいため、こうした補正への対応は欠かせません。
ユニサーチの表記ゆれ対応では、ECに特化した表記ゆれやスペルミスに対応する独自の150万語以上の独自同義語、スペル訂正辞書をすべて利用可能です。
ユニサーチの機能の詳細を知りたい方は、ぜひ以下のページから資料をお求めください。
サイト内検索専用エンジン「ユニサーチ」についての資料請求はこちらから
5-3. 絞り込み検索機能

絞り込み検索機能(ファセット検索)は、「サイズ」「カラー」「価格帯」「在庫あり」などの条件で検索結果をフィルタリングする機能です。
商品点数が多いECサイトでは、検索結果に商品が表示されても条件を絞れないと比較ができず、離脱につながりやすいです。
そのため、絞り込み機能を有無は購入まで進めるかのポイントといえます。
絞り込み機能を活用する場合は、ジャンル別に以下のような項目を設定してみましょう。
【ジャンル別の項目例】
| 商材ジャンル | 効果的な絞り込み項目の例 |
|---|---|
| アパレル | サイズ、カラー、素材、形状(長袖・半袖)、ブランド |
| 家具・インテリア | サイズ(幅・奥行)、テイスト、素材、使用人数 |
| 家電 | メーカー、スペック、価格帯、発売年、省エネ性能 |
| 食品 | 産地、内容量、アレルギー情報、保存方法、価格帯 |
さらに、検索キーワードに応じて適切な項目を出し分ける「動的なファセット機能」の実装もおすすめです。
たとえば「靴」ならサイズ、「テレビ」なら画面インチを表示しましょう。場合によっては「在庫あり」のみに絞る機能も需要があります。
ユーザーが自分の条件に合わせて商品を絞り込めるようになれば、比較・検討をスムーズに進められるので、離脱防止とCVR向上につなげられるでしょう。
5-4. ランキングロジックと並び替え機能(ソート)
検索結果において、デフォルトの並び順(おすすめ順)のランキングロジックは重要です。検索結果の上位に表示された商品ほど、ユーザーは「選ばれている商品」と認識しやすく、クリックや購入につながります。
そのため、売れ筋や関連性の高い商品を上位に表示すると、サイト全体の売上や利益の向上が期待できます。
また、ユーザーのニーズに合わせて並び順を変更できれば、より簡単な比較検討が可能です。
「人気順」「価格が安い順」「新着順」「レビュー評価順」など、ユーザーにとって価値の高い商品を優先的に見せるためにも、適切なソート機能を実装しましょう。
5-5. フォールバック機能

フォールバック機能は、複数語で検索された場合とカテゴリ指定で検索された場合に条件を緩和して再検索した結果を返す機能です。
たとえば「Tシャツ ウール」といった複数条件で検索した結果、該当商品が存在しない場合でも、2ワード目以降を削除し、検索条件を緩めた検索結果を提示できます。
0件ヒット時でもユーザーの直帰を防ぎ、サイト内での買い物の継続を促すことが可能です。
5-6. 商品・コンテンツの同時検索機能

商品情報だけでなく、サイト内の「特集ページ」「コーディネート」「レシピ」「Q&A」なども同時に検索対象とする機能です。
ECサイトでは、すべてのユーザーが最初から購入を決めて検索しているわけではありません。「使い方が知りたい」「実際の活用例を見たい」といった検討段階のユーザーも多くいます。
検討段階のユーザーに対して商品検索の結果とあわせて関連するコンテンツを提示すれば、購買のきっかけとなりえます。
ユニサーチの「商品・コンテンツの同時検索機能」の導入事例については以下のページで詳しく紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
【導入事例】株式会社富澤商店が運営する製菓・製パン材料器具の公式ECサイトにてAIサイト内検索「ユニサーチ」を導入
5-7. スマートフォン検索窓の配置と視認性
スマートフォンでは画面が小さいため、検索窓の配置や視認性がより重要です。
株式会社WACULの調査(2019年)によると、ハンバーガーメニューの中に隠さず、ファーストビュー内に検索窓を置いた方が、置かなかった場合に比べサイト内検索率が2.6倍高いことが分かりました。
目立つ位置に検索窓を設置すれば、検索欄が見つからないことによる離脱を防げます。
さらに、ユーザーの検索利用率そのものが高まれば、便利な入力補助や絞り込み機能も活用されやすく、結果として検索経由の購入機会を増やせます。
6. サイト内検索を改善する6ステップ

サイト内検索改善の進め方を6ステップで紹介します。
6-1. Googleアナリティクスで分析をする
Googleアナリティクス4(GA4)の「探索」を活用し、サイト内検索の利用状況を数値で把握します。以下のようなポイントを分析しましょう。
| 分析ポイント | 概要 |
|---|---|
| 検索機能の利用有無 | 全セッションのうち、何%が検索機能を使ったか |
| 商品到達率 | 検索結果から商品詳細ページに遷移した割合 |
| 頻出検索キーワード | ユーザーが何を求めているか、キーワードから分析 |
特に「検索回数が多いのに0件ヒットになっているキーワード」の特定が重要です。
「ブラック」ではヒットするのに「黒」ではヒットしないような、売上の損失につながっているキーワードをリストアップしましょう。
現状とあるべき姿のギャップの把握は、改善の最初のステップです。まずはデータに基づいて、現状の課題を洗い出してみてください。
GoogleはGA4を使ったサイト内検索の計測・連携手順を公式に公開しています。具体的な設定方法を詳しく知りたい方は、こちらのヘルプページが参考になります。
6-2. 改善すべき課題を特定する
データ分析で見えてきた課題をカテゴリー分けし、優先順位をつけます。
たとえば以下のように分析結果と考えられる要因を分類し、改善すべき課題を特定していくことがおすすめです。
| 分析結果 | 考えられる要因 | 改善すべき課題 |
|---|---|---|
| 0件ヒットが多い | ・表記ゆれ ・取り扱いなし ・スペルミス | ・辞書登録 ・サジェスト機能の導入 |
| 検索利用率が低い | ・検索窓が見つけにくい ・スマートフォン上で隠れている | ・検索窓の配置位置の変更 ・検索窓のデザイン変更 |
| 利用後の離脱が多い | ・期待外れの結果 ・並び順が不適切 | ・検索ロジックの調整 ・ファセット機能の導入 |
課題を明確にすれば「何がボトルネックになっているのか」が明確になり、取るべき対策を判断しやすくなります。
「売上へのインパクトが大きい順」または「すぐに着手できる順」などで優先順位をつけて、一つずつ課題を解決していきます。
6-3. KPIを設定する
分析結果を基に、目指すべき数値目標(KPI)を設定します。
漠然とサイト内検索を改善するだけでは、施策の成果を正しく評価できません。KPIを設定すれば施策の効果を客観的に測定できます。
たとえば、以下のようなKPIを設定してみましょう。
| 設定項目 | 改善目標の例 |
|---|---|
| 検索利用率 | 現在の10%から15%へ引き上げる(UI改善で達成) |
| 0件ヒット率 | 現在の10%から3%以下へ下げる(表記ゆれ対応で達成) |
| 検索経由CVR | 現在の1.5%から2.5%へ引き上げる(精度向上で達成) |
始めのうちは達成可能な小さいKPIを設定し、徐々に目標値を上げていくのがおすすめです。
6-4. 不足している機能を洗い出す
記事前半で紹介した「サイト内検索の具体的な改善ポイント7選」を参考にして、自社サイトに不足している機能をリストアップします。
競合他社のサイトの検索機能を実際に使い、使い勝手を調査する「ベンチマーク調査」も有効です。以下のチェックリストを基に調査してみましょう。
| ▢ 検索結果の表示速度はどうか? ▢ スマートフォンで検索窓は使いやすいか? ▢ サジェスト機能はあるか? ▢ 表記ゆれ(例:Tシャツ⇔ティーシャツ)に対応しているか? ▢ 検索意図通りの商品がマッチしているか? ▢ 検索結果は売れ筋やトレンドが反映された結果になっているか? ▢ ソート機能は備わっているか? ▢ 絞り込み機能の使いやすさはどうか? ▢ キーワードやカテゴリに応じて絞り込み項目が変化するか? |
ユーザーにとって利便性の高い検索機能を目指し、必要な機能をリストアップしてください。
6-5. 改善する方法・手段を決める
4で洗い出した「サジェスト機能」「表記ゆれ対応」「絞り込み機能」「スマートフォンでの使いやすさ」といった要素を、実際にどのような手段で実現するかを決めます。
主な方法として以下の3つが挙げられます。
| 方法・手段 | 概要 | 向いている機能・ケース |
|---|---|---|
| 運用方法を変更する | 管理画面から辞書登録や検索設定を手動で調整する | 簡易な表記ゆれ対応、限定的な同義語登録 |
| Webサイトを改修する | システム会社に依頼して検索機能やUIを追加・改修する | サジェスト機能、絞り込み検索、スマートフォンUIの改善 |
| ツールを導入する | サイト内検索専用ツールを導入し機能をまとめて実装する | 検索機能全体の一括改善、大量の辞書登録が必要なケース |
課題やサイト規模によって、最適な改善手段は異なります。
たとえば「表記ゆれ」の場合、商品数が少なければ運用方法の工夫で対応可能です。
一方、商品が数千点を超える規模では、ツールを導入したほうが運用負荷やトータルコストを抑えやすいです。
どの方法を選ぶかは、コストや導入期間、自社の商品規模などを基準に判断しましょう。
6-6. 結果を分析し、改善する
改善施策の実行後は、必ず効果測定を実施しましょう。
ステップ2で設定したKPがどのように変化したか、最低でも1ヶ月単位での確認がおすすめです。
ユーザーの反応を見ながら、PDCAを回して継続的に改善を進めていきましょう。
ユーザーが検索するキーワードや条件は、季節やキャンペーン、商品の入れ替わりによって変化します。そのため、検索ログを定期的に確認し、辞書登録や並び順、表示内容を見直していくことが重要です。
| ユニサーチでは、サイト内検索の無料診断を実施しています。ここまで解説した改善ポイントをプロの視点で確認してみたい、と感じた方はぜひ無料診断をお試しください。 |
7. ユニサーチによるサイト内検索の改善事例2選
ユニサーチを導入し、サイト内検索の改善に成功した事例を2つ紹介します。
7-1. ビルディ株式会社

ビルディ株式会社はプロ向け電動工具を扱うBtoBサイトを運営しています。
取り扱い商品数が10万、20万と増えていくにつれて「お客様が目的の商品にたどり着けない」というケースが目立つようになっていました。
ユニサーチ導入後、クリックや購買といったユーザー行動データを学習し、コンバージョンにつながりやすい商品を上位表示する仕組みを構築しました。
加えて、検索語に応じて絞り込み項目を自動表示するキーワード連動ファセット、0件時に条件を緩めて再検索するフォールバック検索、規格違いをまとめるグルーピング機能を実装。
0件ヒット率は1%未満へ改善し、検索経由のCVRは120%に向上しています。
専門性の高い商材でも、詳細な属性で絞り込める機能があればCVRの向上が可能です。ユーザーの検索意図を正確に理解するAIの活用が成功のポイントです。
事例詳細:決め手は、「ユーザー行動の学習」と会社の姿勢。「ユニサーチBtoB」で激変したユーザー体験、CVR120%を達成
7-2. 株式会社中川政七商店

株式会社中川政七商店は、日本の工芸品を扱う老舗ブランドです。
ユニサーチ導入により、商品検索と同時に「読み物記事」や「特集ページ」も検索結果に表示可能になり、サイト内の回遊性が向上しました。ブランド体験の深化に成功しています。
商品だけでなく、特集や読みものなどのコンテンツも検索結果から横断的に辿れるようになることで、ユーザーは商品選びの途中で背景情報にも自然にアクセス可能になっています。
検索を起点に、商品理解を深める導線を設計できる点が特徴的な導入事例です。
事例詳細:株式会社中川政七商店が運営する公式ECサイトにてサイト内検索ユニサーチを導入
8. 売上向上と管理工数削減を同時に叶える「ユニサーチ」

ユニサーチは、ECサイトの検索体験を向上させ「売上向上」と「検索運用の省力化」を同時に実現するサイト内検索エンジンです。
ユニサーチがなぜ売上アップにつながるのか、そしてなぜ管理が楽になるのかを、3つのポイントで解説します。
8-1. AIが「売れる商品」を学習・予測し売上向上に貢献
ユニサーチの特徴の一つとして、AIがユーザーの行動データをリアルタイムで解析する点があります。
単にキーワードが一致した商品を表示するのではなく「検索されたキーワードで、どの商品が最も購入される可能性が高いか」をAIが判断し、検索結果の並び順を自動で最適化します。
人の手では追いつかない膨大なデータをAIが処理するため、導入するだけで検索経由のCVR向上が見込めるでしょう。
8-2. 表記ゆれやトレンド対応も自動化し工数を削減
手動運用では新商品が出るたびに辞書登録したり、季節ごとに検索結果を調整したりする必要がありますが、ユニサーチなら日々の煩雑なチューニング作業は不要です。
ユニサーチのサポート体制のポイントは以下のとおりです。
- 専任コンサルタントによる分析
- 同義語登録の代行
- 新たな表記ゆれへの迅速対応
専任のコンサルタントが日々キーワードログを分析して同義語登録するため、新たな表記ゆれにも迅速に対応可能です。
担当者の手間を削減しながら、常に最新・最適な検索結果を維持できます。
8-3. 必要な機能が1つで揃うオールインワン導入
本記事で紹介した改善すべき7つのポイントを、ユニサーチなら単一のツールで網羅できます。機能ごとに別ツールを契約したり、追加開発をする必要はありません。
ユニサーチの主な機能を紹介します。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| 多機能サジェスト | キーワード予測に加え、カテゴリ、ブランド、型番、画像付き商品サジェスト、履歴表示、ジェンダー別サジェストなど、ユーザーの探し方に合わせた多彩な入力補助機能を標準搭載 |
| 表記ゆれ・スペルミス対応 | ECに特化した150万語以上の辞書を標準装備。AIと専任コンサルタントが日々メンテナンスを行うため、常に最新の言葉に対応し、0件ヒットを防ぎます |
| AIによる検索結果最適化 | 購買行動データをAIが学習し、「売れる商品」を自動で上位表示。手動チューニングの手間をなくし、工数削減に貢献します |
| 動的ファセット | キーワードに応じて最適な絞り込み項目をAIが自動表示。AND/OR検索の組み合わせも自在で、スムーズな商品到達をサポートします |
| 商品・コンテンツ同時検索 | 商品情報だけでなく、特集ページ、スタッフブログ、Q\&Aなどのコンテンツも同時に検索可能。サイト内のあらゆる情報をユーザーへ届ける |
すべての機能が1つのパッケージに含まれているため、導入コストを抑えられる点もメリットです。管理画面も一本化され、運用の効率化も図れます。
9. サイト内検索を改善してユーザー体験を向上させよう
サイト内検索の改善はユーザーの満足度を高め、CVR向上に直結します。まずは現状分析から始め、サジェストや表記ゆれなどの基本部分を整備してみましょう。
商品数が多かったり、手動での運用に限界を感じたりしたら、専用ツールの導入がおすすめです。記事内でも紹介したとおり、ユニサーチを導入すれば売上向上と管理工数の削減を同時に進められます。
ECサイト内のサイト内検索を改善させたい場合は、ぜひご検討ください。
10. サイト内検索の改善に関するよくある質問
10-1. Q.検索窓はどこに設置するのが効果的ですか?
ファーストビュー(画面を開いて最初に見える範囲)への設置が鉄則です。
検索窓をファーストビュー内に置いた場合、置かなかった場合と比較してサイト内検索の利用率が「2.6倍」になるデータもあります。
また、虫眼鏡アイコンだけでなく「検索ボックス」の形で設置すれば、さらに1.2倍の利用率向上が見込めます。
10-2. Q.検索結果が0件の場合、どのような表示が効果的ですか?
0件で終わらせず、再検索のきっかけを作る対応が求められます。
ただし無関係な人気商品を出すのではなく「関連するキーワード」や「近いカテゴリ」を表示してください。
ユーザーに次のアクションを促せば、離脱率を下げられます。
10-3. Q.商品数が少なくても専用ツールは必要ですか?
商品数が少ない単品通販サイト、小規模サイトであればECカートの標準機能で問題ないこともあります。
専用ツールの導入を検討すべきラインは、商品数が千点を超えたり、標準機能ではサーバー負荷がかかりすぎたりする場合です。
ただし、商品数が少なくても「型番検索」や「専門用語」が多く、標準機能ではヒットしないケースが多く場合は、ツール導入でCVRが改善する可能性があります。
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