ユニバーサルナレッジ株式会社のエンジニア伊藤拓也が、Kaggleの視覚的関係性検出コンペティション「Google Open Images 2019 – Visual Relationship」にソロ出場し、201チーム中2位の成績となり、準優勝を獲得しました。
また、同時開催のインスタンスセグメンテーションコンペティション「Open Images 2019 – Instance Segmentation」では193チーム中4位、物体検出検出コンペティション「Google Open Images 2019 – Object Detection」では559チーム中14位となり、全部門で好成績を収めることができました。
● Google Open Images 2019 とは
Google OpenImages 2019 は、自動運転やロボティクス等への応用上の重要な技術を競うコンピュータビジョン分野のコンペティションです。Googleが新たに公開したOpen Images V5が使用され、大規模かつ複雑なデータセットでのコンテストとして、多くの開発者・研究者の注目を集めました。
Google Open Images 2019 の3課題
1. 視覚的関係性検出:Visual Relationship
画像から物体の関係性を検出
2. 物体検出:Object Detection
画像のどこに何があるかを検出
3. インスタンスセグメンテーション:Instance Segmentation
画像の中にある物体の領域を検出
● Kaggle Grandmasterに昇格
伊藤は本コンペティションでソロ金メダルをふたつ獲得し、今回の結果をもってKaggle Grandmasterに昇格しました(獲得当時の世界ランキングでは36位にランクイン)。Kaggle Grandmasterは金メダル5つ、そのうち1つはソロの金メダル獲得が条件の称号で、世界で160人、日本には10人程度と言われています。
● ユニバーサルナレッジのAIへの取り組み
ユニバーサルナレッジは、今後もAI(人工知能)を積極的に活用し、検索技術や画像解析技術等の研究開発に取り組んで参ります。特に重点事業領域であるECサイト向け商品検索エンジンへのAIの応用・実用化を推進していきます。
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