サイト内検索を導入するメリットとは?導入に迷った際の3つの判断基準を解説

「サイト内検索を導入したいけれど、本当に効果があるのかわからない」「そもそも自社のECサイトやオウンドメディアに必要なのか判断がつかない」と悩みを抱えている方も多いでしょう。

ECサイトなどにおいて、商品数や記事数が増えるほど、ユーザーは欲しい情報を探しにくくなり、離脱率が高まる傾向があります。一方で、検索システムの導入にはコストや運用の手間もかかるため、判断を先延ばしにしてしまうケースも多いものです。

そこで本記事では、サイト内検索を導入するメリットをわかりやすく整理するとともに、迷ったときにチェックすべき3つの判断基準を解説します。

目次

  1. そもそもサイト内検索とは?
  2. サイト内検索を導入するメリット
    1. メリット①顧客満足度が向上する
    2. メリット②サイト管理の手間が軽減される
    3. メリット③コンバージョン・売上が向上する
    4. メリット④ユーザーのニーズを把握しやすくなる
  3. ECサイトでサイト内検索を導入する際に必要な機能
    1. 機能①検索結果の品質向上に関する機能
    2. 機能②検索サジェスト機能
    3. 機能③絞り込み機能
    4. 機能④表記ゆれ・誤字対応機能
  4. サイト内検索を導入する3つの方法
    1. 方法①検索エンジンを埋め込む
    2. 方法②プラグインを導入する
    3. 方法③サイト内検索ツールを使用する
  5. サイト内検索を導入するかどうかの判断基準
    1. 基準①コンテンツや商品数が増えてユーザーが探しづらくなっていないか
    2. 基準②ユーザーの離脱率が高いか
    3. 基準③サイトの目的と検索の役割が明確か
  6. サイト内検索を導入する際の注意点
    1. 注意点①自社サイトに必要な機能が備わっているか
    2. 注意点②検索精度が低いまま公開すると逆効果
    3. 注意点③スマホ向けの検索UIは絞り込み操作のしやすさを重視する
  7. サイト内検索を導入した事例
    1. 事例①株式会社ヨドバシカメラ
    2. 事例②ビルディ株式会社

そもそもサイト内検索とは?

サイト内検索とは、ユーザーが特定のWebサイト内のコンテンツや商品をキーワードで探せるようにする機能です。

自社サイト内に検索窓を設置し、そのサイトに含まれる情報のみを対象に検索結果を表示します。特に商品数やページ数の多いECサイトでは、ユーザーが目的の情報を素早く見つけるために必要な機能です。

サイト内検索の仕組みや導入方法、活用事例について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

サイト内検索とは?簡単なやり方・導入方法・事例を分かりやすく解説

サイト内検索を導入するメリット

サイト内検索をECサイトに導入することで、ユーザー体験や運営面でさまざまなメリットが得られます。ここでは主なメリットを4つ紹介します。

  • 顧客満足度が向上する
  • サイト管理の手間が軽減される
  • コンバージョン・売上が向上する
  • ユーザーのニーズを把握しやすくなる

メリット①顧客満足度が向上する

ユーザーはサイト内検索を使うことで、欲しい商品や情報をキーワード入力から瞬時に探し出せます。目的のページに直行できるため、ストレスなく買い物できるようになるのです。

また、検索結果がユーザーの意図に合致していればサイトからすぐ離脱されにくくなり、直帰率が下がってサイト内の回遊時間も延びる傾向があります。結果として、ユーザー満足度が高まり「このサイトは使いやすい」と感じてもらえるでしょう。

メリット②サイト管理の手間が軽減される

サイト内検索は、サイト管理の手間が軽減されるメリットもあります。特にコンテンツ数が多いWebサイトやECサイトの場合、膨大な数からユーザーが欲しい情報を抽出できるため、工数の削減が期待できるのです。

また、高度なサイト内検索ツールでは、AIを活用して検索精度を高めています。たとえば、ユニサーチのサイト内検索ツールでは、売れる確率の高い検索結果を提示する仕組みがあります。

参考:サイト内検索結果の最適化

AI検索エンジンを搭載したサービスを使えば、検索結果の最適な並び順を自動調整でき、運営担当者が検索順位を手動でチューニングする負担を減らせるでしょう。

メリット③コンバージョン・売上が向上する

サイト内検索を導入すると、ユーザーが自分の目的に合った商品や情報をすぐに見つけられるようになります。そのため、購入や問い合わせといった次のアクションにつながりやすくなり、結果としてコンバージョン率や売上の向上が期待できます

特にECサイトでは「欲しい商品がすぐ見つかるかどうか」が離脱か購入かを大きく左右します。検索機能が整備されているだけでも、商品探索のストレスが減り、比較検討がしやすくなるため、結果として購入行動を促進します。

また、検索キーワードからユーザーのニーズを理解し、人気商品を上位に表示したり、在庫状況に合わせて検索結果を最適化したりすることで、自然と購買につながる流れを作ることができます。

メリット④ユーザーのニーズを把握しやすくなる

サイト内検索は、ユーザーの興味・関心や購買意欲を可視化できる重要なデータ取得手段です。一般的には、ユーザーがサイト内で検索したキーワードをGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで確認し、どのような商品や情報への需要が高いのかを把握します。

一方で、ECサイトでは「検索されたかどうか」だけでなく、「その検索が成果につながったか」まで把握できることが重要です。

ユニサーチが提供するECサイト特化のログツール「カスタマーポータル」では、検索キーワードごとのクリック率・購買に至った売上データまで一元的に確認できます。そのため、「どのキーワードが売上に直結しているのか」「検索されているのに購入されていない商品は何か」といった、より実践的な分析が可能です。

たとえば、検索頻度は高いものの売上につながっていないキーワードがあれば、商品情報の改善や導線設計の見直し、専用ページの新設といった具体的な施策に落とし込めます。検索ログを売上データと紐づけて分析することで、商品開発・コンテンツ改善・在庫戦略まで最適化でき、結果として顧客満足度の向上と売上拡大につなげることができます。

ECサイトでサイト内検索を導入する際に必要な機能

ECサイトでユーザーに快適な検索体験を提供するには、検索機能の品質も重要です。ここでは、ECサイト内検索に備えておきたい主な機能を4つ解説します。

  • 検索結果の品質を高める機能
  • 検索サジェスト機能
  • 絞り込み検索(ファセット検索)機能
  • 表記ゆれ・誤字への対応機能

機能①検索結果の品質向上に関する機能

ECサイトでは、ユーザーが入力したキーワードに対し、関連性の高い商品を上位に表示し、不要な結果を排除できる仕組みが必要です。具体的には、商品の検索アルゴリズムの最適化やランキングロジックの調整が挙げられます。

たとえば、購入履歴データやクリックデータをもとに「人気商品」や「在庫のある商品」を優先的に表示するとします。逆に、ユーザーの関心と関連性が低い商品や売れ筋ではない商品を下位に配置することで、ユーザーにとって納得度の高い、利用価値のある検索結果を提供できます。

近年ではAIがユーザーの購買行動を学習してリアルタイムに結果を最適化するソリューションも登場しており、売上向上にも寄与しています。

機能②検索サジェスト機能

検索サジェスト機能とは、ユーザーが検索窓に文字を入力し始めた段階で、入力途中の語句に応じて関連性の高い候補キーワードや商品名を自動表示してくれる機能です。

たとえば、「iP」と入力し始めた段階で「iPhone」など人気の候補が表示されれば、ユーザーは素早く探している商品にたどり着けます。サジェスト機能は、入力ミスを減らしタイピングの手間を省くだけでなく、ユーザーが思いつかなかった関連ワードを提示することで、購買行動を後押しします。

特に入力文字数が多い商品では、サジェスト機能によって素早い検索誘導が実現できれば、離脱率の低減やサイト内回遊率の向上にもつながります。導入の際は、自社商品カテゴリーに合わせたサジェスト候補の設定や、季節トレンドキーワードの反映など工夫することで、ユーザー体験をさらに向上させられます。

サジェスト機能の詳細な仕組みや実装方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

サジェスト機能とは?仕組みや実装方法・ECサイトでの活用術を解説

機能③絞り込み機能

絞り込み検索(ファセット検索)は、検索結果に対して

  • カテゴリ
  • 価格帯
  • 色・サイズ
  • 在庫の有無

など複数の条件で結果を絞り込める機能です。ユーザーが膨大な商品一覧から目的の商品を探し当てるには、条件を組み合わせて狭めていく操作が必須です。

たとえば、洋服を探す際にサイズや色で絞り込めれば、自分の好みに合った商品だけを表示させることができます。

適切なフィルタを提供することで、ユーザーは迷わず商品を比較検討でき、結果としてコンバージョン率の向上につながります。特に商品数が多いサイトでは絞り込み機能の有無でユーザビリティに大きな差が出るため、導入を強くおすすめしたい機能です。

絞り込み検索とは?ECサイトに導入するメリット・簡単な実装方法

機能④表記ゆれ・誤字対応機能

ユーザーが検索窓にキーワードを入力する際、表記ゆれや誤字は必ず起こります。こうしたケースでも適切にユーザーの意図を汲み取って検索結果を返す仕組みがあるとユーザビリティが高まります。具体的には、同義語・類義語辞書やスペルミス補正機能の搭載が挙げられます。

たとえば、「椅子」と「チェア」「いす」など関連語を紐付けておけば、ユーザーがどの表記で入力しても同じ検索結果を表示させることができます。ユーザーに「何も見つからなかった」と思わせないためにも、誤入力への対応機能は重要です。

サイト内検索を導入する3つの方法

サイト内検索機能を自社サイトに実装する代表的な方法を3つ、特徴とメリット・留意点とともに解説します。

  • 検索エンジンを埋め込む
  • プラグインを導入する
  • サイト内検索ツールを使用する

方法①検索エンジンを埋め込む

手軽にサイト内検索を導入するなら、Googleなどの検索エンジンの機能を埋め込む方法があります。たとえば、Googleが提供する「カスタム検索エンジン」を利用すれば、自社サイト専用の検索窓を簡単に設置できます。

HTMLにスクリプトタグを挿入するだけで導入可能で、基本的に無料で使える点がメリットです。しかし、検索結果画面にGoogleのロゴや広告が表示されてしまうなど、サイトデザインの自由度が低いというデメリットがあります。

また、検索精度もGoogleに依存するため、自社独自のチューニングができません。小規模サイトや社内向けとしては妥当ですが、ユーザー体験の更なる向上やブランド統一感を重視する場合は別の方法も検討すると良いでしょう。

方法②プラグインを導入する

WordPressなどCMSで構築されたサイトであれば、標準の検索機能やプラグインを使ってサイト内検索を導入する方法があります。WordPressにはデフォルトで検索ウィジェットが用意されていますし、高度な検索を実現するプラグインも公開されています。これらを利用すれば既存サイトにも比較的容易かつ低コストで検索機能を導入可能です。

ただし、カスタマイズ性や機能の限界はあります。無料プラグインでは、細かな絞り込みや高度なレコメンドとの連携を実装することが難しく、サイトデザインとの統合にも制限が生じる場合があります。

中小規模のサイトなら十分役立ちますが、商品点数が多いECサイトや独自要件がある場合には、標準機能では物足りなく感じられるかもしれません。

方法③サイト内検索ツールを使用する

サイト内検索を導入するのであれば、専用のサイト内検索ツールを導入することがおすすめです。サイト内検索ツールを導入することで、サジェスト機能やファセット検索、誤字補正、などの機能を実装できます。

費用は発生しますが、その分検索体験の質が向上し、導入後の売上改善効果も大きくなるでしょう。自社の規模や目的に合ったツールを選定すれば、導入や運用のサポートも受けられるため安心です。特にECサイト運営企業は、専用ツールの活用が効率的かつ効果的な選択肢となります。

しかし、サイト内検索ツールは多種多様で「どれを選べばいいかわからない」という方も少なくありません。そこでおすすめなのが、ECサイト内検索ツール「ユニサーチ」です。

ユニサーチは、AI搭載のサイト内検索ツールで、お客様の実際の購買行動データをもとに、サイト内検索結果を自動最適化します。また、AIは自動で学習と検索結果の改善を行うため、運用する手間を削減できます。まずは以下からサイト内検索の「無料診断」をお申し込みください。

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サイト内検索を導入するかどうかの判断基準

「自社サイトに検索機能を導入すべきか?」と迷った場合、以下の3つの観点で現状を評価してみましょう。これらは検索導入の効果が高いかどうかを判断する基準となります。

  • コンテンツや商品数が増えてユーザーが探しづらくなっていないか
  • ユーザーの離脱率が高いか
  • サイトの目的と検索の役割が明確か

基準①コンテンツや商品数が増えてユーザーが探しづらくなっていないか

サイト内検索の必要性は、単純に「ページ数が多いかどうか」だけでは決まりません。重要なのは、ユーザーが探す対象の商品数やその種類が増えているかという点です。

自社サイトで、

  • 記事
  • 製品カテゴリー
  • FAQ
  • 商品点数

などが膨大になり、ユーザーがカテゴリ一覧やメニューだけでは目的の情報に辿り着きにくくなっている場合は、サイト内検索機能の導入を検討すべきタイミングと言えます。

特にECサイトや情報発信型メディアのようにコンテンツが継続的に積み上がっていくサイトでは、ナビゲーションだけでは限界があります。

ユーザーが迷わず目的のページに到達できる導線としてサイト内検索は有効です。逆に、掲載情報量が少ないコーポレートサイトなどのWebサイトでは、サイト内検索導入の優先度はそこまで高くないでしょう。

基準②ユーザーの離脱率が高いか

サイト訪問者の直帰率や離脱率が高い場合、原因の一つとして必要な情報が見つけにくいことが考えられます。たとえば、「欲しい商品が見つからない」ため、離脱しているユーザーが多い場合は、検索機能の導入を検討しましょう。

内部統計(サイト内で蓄積されるアクセスログや行動データ)やヒートマップで検索行動を分析すると、検索バーが設置されていないことが原因で離脱しているユーザーが一定数存在することが明らかになる場合もあります。適切にサイト内検索を実装すれば、ユーザーが興味を持ってサイトに留まる時間が増え、直帰率の低下や滞在時間の延長といった効果が期待できます。

また、先述の通り、検索利用者のCVRが高まる傾向もあるため、離脱率の改善は売上向上にもつながります。

基準③サイトの目的と検索の役割が明確か

3つ目の判断基準は、自社サイトの種類や目的から見て、検索機能がユーザー体験の要となるかを考えます。たとえば、情報閲覧が中心で掲載ページ数も少ないコーポレートサイトでは、ユーザーはメニューやリンク経由で十分に目的の情報へ辿り着けるため、検索機能導入の優先度は高くありません。

しかし、製品情報のページ数が多い企業サイトや、商品数が多くカテゴリ階層が深いECサイト・通販サイトでは、ユーザーが欲しい商品や情報に最短でたどり着くための手段としてサイト内検索は欠かせません。

重要なのは、ユーザーが何を求めてサイトを訪れ、その目的達成を検索機能がどれだけ支援できるかを基準に判断することです。サイトの目的と検索機能の役割が明確に結び付いているのであれば、検索機能導入の優先度は高く、実装することで十分な効果が期待できます。

サイト内検索を導入する際の注意点

十分な検討を行わずに検索機能を導入してしまうと、期待した効果が得られない場合があります。以下のポイントに注意しながら、ユーザーにとって使いやすく、運営にもメリットのある検索環境を整えましょう。

  • 自社サイトに必要な機能が備わっているか
  • 検索精度が低いまま公開すると逆効果
  • スマホ向けの検索UIは絞り込み操作のしやすさを重視する

注意点①自社サイトに必要な機能が備わっているか

ECサイトに検索機能を導入する際、「まず商品データやカテゴリ情報を整理する必要がある」と考えがちです。しかし、データ整備は導入後に段階的に進めるケースも多く、最初から完璧を求めるのは現実的ではありません。それよりも大事なのは、自社サイトに合った検索サービスを選ぶことです。

具体的な基準としては、

  • 自社のECサイトに必要な検索機能が実装されているか
  • 現在また将来のデータ量や商品構成に対応できるか
  • 検索精度をどの程度自動補完できるか

といった点でサービスを比較検討しましょう。各検索ツールには得意不得意がありますので、自社サイトの規模・業種・ユーザー層にフィットする機能セットを備えたものを選定することが大切です。

必要な機能が揃っていれば、多少データに抜けや揺れがあってもシステム側で補正してくれるため、早期に導入するメリットがあります。

注意点②検索精度が低いまま公開すると逆効果

不十分なサイト内検索機能をリリースしてしまうと、かえってユーザーの不満を招き逆効果になりかねません。

ECサイトでは特に

  • 「検索しても商品がヒットしない」というヒット精度
  • 「ヒットした商品がユーザーにとって最適な順序で表示されない」というランキング精度

の両方を満たす必要があります。

たとえば誤字・表記ゆれの補正が弱いと、ユーザーが求める商品がヒットせずゼロ件結果が増えて離脱の原因になります。一方で、検索結果がヒットしても、人気商品や在庫のある商品、関連性の高い商品が上位に表示されない場合、ユーザーは求めている商品を見逃し、結果として購入機会を逃してしまいます。

サイト内検索を導入する際は、「ヒット精度」と「並び順の最適化」をセットで改善することが重要です。

注意点③スマホ向けの検索UIは絞り込み操作のしやすさを重視する

現在ではECサイト訪問の大半がスマートフォン経由と言われます。それだけにモバイル向けの検索ユーザーインターフェースを最適化することは重要です。

スマホ画面ではPCに比べ、スペースが限られるため、検索バーの配置はヘッダーの目立つ位置に固定するなど常に利用可能な状態にするのが望ましいです。また、絞り込み項目が多岐にわたる場合、階層的に画面を分けて段階的に選択できるデザインを検討しましょう。

モバイルならではの配慮として「戻る」ボタンの配置やフィルタ解除のしやすさなども重要です。小さな画面上でスムーズに「検索→絞り込み→商品閲覧」が行えるUIを設計することで、スマホユーザーの離脱を防ぎ購入率アップにもつながります。

絞り込み検索については以下の記事で詳しく解説しています。利便性が高いUI・パターンについても紹介していますので、本記事とあわせてご覧ください。

絞り込み検索のデザインとは?利便性が高いUIやパターンを解説

サイト内検索を導入した事例

最後に、実際にサイト内検索を導入して顧客体験や売上向上につなげている企業の事例を2社ご紹介します。

事例①株式会社ヨドバシカメラ

課題商品数が30万点から700万点以上へ急増し、従来の検索ではユーザーが目的の商品を見つけにくくなっていた
取り組み「ユニサーチ」とサジェスト機能を導入し、購買ログを活用したAI検索とUI改善を継続
成果1日の検索数が26倍に増加し、「欲しい商品が見つかる」検索体験を実現

大手家電量販店のヨドバシカメラは、通販サイト「ヨドバシ・ドットコム」においてサイト内検索エンジン「ユニサーチ」と検索サジェスト機能を導入しています。

ヨドバシ.comは当初30万点ほどだった商品数を、本や日用品・食品など取扱ジャンルを広げ現在では700万点以上にまで拡大しました。ユーザーの購買ログを活用したAI検索やUI改善を継続的に実施した結果、1日あたりの検索実行数は導入前の26倍にも増加しています。

ユニサーチの知見による高度な検索が影でサイトの拡張を支え、ユーザーの意図を的確に読み取った検索結果を提示できるようになったことで、「欲しい商品がすぐ見つかる」という評判を確立しました。

事例②ビルディ株式会社

課題150万点以上の商品を扱う中で「目的の商品にたどり着けない」ユーザーが増えていた
取り組み「ユニサーチ」を導入し、膨大な商品からでも正確に商品を表示できる検索精度を強化
成果検索経由のCVRが120%に向上し、ユーザー体験が大幅に改善

建築業者向けの工具通販サイト「ビルディ」を運営するビルディ株式会社では、商品検索の課題解決のためBtoB特化型のユニサーチを導入しました。プロ向け専門ECという性質上、扱う商品点数は150万点以上に及びますが、膨大な商品群からユーザーの求める一品を的確かつ迅速に表示できるようになりました。

以前は商品数の増加に伴い「目的の商品にたどり着けない」という声もあったそうですが、ユニサーチ導入によって検索精度が向上し、サイトのユーザー体験が劇的に改善されています。その結果、コンバージョン率が導入前比120%にまでアップしています。

サイト内検索の導入は「ユニサーチ」がおすすめ

サイト内検索を導入すべきか迷う場面は少なくありませんが、、情報量が増えるほど欲しい情報を探し当てるのが難しくなり、結果として離脱につながってしまうケースも多く見られます。

そのため、検索機能があるだけで目的のページにまっすぐ進めるようになり、ユーザーにとっての使いやすさが向上します。さらに、AIを活用した検索ツールを導入すれば、検索精度の自動最適化によって運営者の負担を減らしながら、高品質な検索体験を維持できるため、売上向上のチャンスも広がります。

ユニサーチは、膨大な商品データや複雑なカテゴリ構造を持つサイトでも精度の高い検索結果を返せるよう設計されており、導入後もAIが利用者の行動を自動で学習して改善を続けてくれます。「サイト内検索の導入を検討している」「ECサイトの売上が伸び悩んでいる」といったお悩みがあれば、ユニサーチの利用を検討しましょう。

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