カテゴリマークサジェスト(カテゴリファセットサジェスト)

これまで3回続けて、検索ファセットナビゲーションについて書いてきました。

1. ファセットナビゲーション
2. ファセットナビゲーションが有効なキーワードタイプ
3. 検索クオリティとファセットの関係

今回はカテゴリファセット機能を検索サジェストに取り入れるUIをご紹介します。

もう説明不要かもしれませんが、検索サジェストは検索窓に文字を入力するたびにキーワード候補を表示する機能です。通常は、キーワード候補を選択するとすべての商品を対象にした検索結果に遷移します。

しかし、検索意図があいまいな、カテゴリで絞り込む可能性が高いキーワードの場合もそれでいいのでしょうか。すべての商品を対象にした検索結果に遷移させるよりも、初めからカテゴリを指定した状態で検索できたほうが探しやすくなりますよね。

下図のようなUIになります。

上位3件は同じ「キーワードA」ですが、2番目と3番目の右横にはカテゴリ名が一緒に表示されています。

同じキーワードでも遷移先が異なります。
1番目に表示されている「キーワードA」は「すべての商品を対象にした検索結果」に、
2番目に表示されている「キーワードA」は「カテゴリX内の商品を対象にした検索結果」に、
3番目に表示されている「キーワードA」は「カテゴリY内の商品を対象にした検索結果」に遷移します。

ユーザーは「(すべての商品を対象にした)検索結果が表示されるのを待つ」のと「カテゴリファセットをクリックする」というふた手間を省くことができます。私たちはカテゴリマークサジェストやカテゴリファセットサジェストと呼んでいます。

キーワードによっては多数のカテゴリファセットが返却されます。サジェストエリアは限られており、すべてのファセットを表示できるわけではありません。前回ご紹介したように、よくファセットがクリックされるキーワードを見つけ、どのファセットがよく利用されているかを分析することから始めてみましょう。

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